反乱後

ウクライナ侵略戦争

プーチン容疑者(大統領だけど、ウクライナの子供たちを誘拐した件で、有罪が確定しているので、もうこう呼んでもいいかな?)は、だんだん影響力が弱まって来ているとの報道が増えている。
本当にそうだったら、終戦は近くなったのかもしれない。

結局、あのクーデターは、何だったのか?
ロシアを専門に研究している事情通の人達にも、まだよくわからないらしい。
けれど、ワグナーの戦力がロシア軍に吸収されたというのは、嫌なニュースだと思う。
プリゴジン氏は、ベラルーシに亡命したらしいと聞いたのは昨日の朝なのに、今度は、行方不明とか?
ニュースのコメンテーターが、こうなると生存が危ういという内容を仄めかすのも聞いた。
こういうことは、プーチン容疑者の常套手段なので、それには、もう驚かないけれど、プリゴジン氏は、結局、プーチン容疑者の気持ちを読み誤ったということなのかな?
彼の考えでは、既に敗戦になる可能性を考えているとしたら、プーチン容疑者も生き残れる道を模索するはずと思ったのかも?
ところが、容疑者の方は、自分に反抗して来る邪魔者になったということ?
軍隊だけもらって、面倒なトップを排除できれば好都合ということだろうか?
きっと、この人の中には、愛とか友情とかは、ないんだろうと思う。

ウクライナの人々の中に、「絶対にプーチン容疑者や攻撃を仕掛けた来た人間を許せない。息をし続けること自体が許せない」という内容のことを呟いていた人がいた。
その通りだろうと思う。
家族も財産も、全く理不尽に奪われて、私が同じ立場だったら同じように感じることだろう。
プリゴジン氏もその内の一人だ。
なのに、ロシア人の気質として、こういう風に反旗を翻したりする人を勇気があると、称賛して好む傾向があるのだそうだ。
だから、プリゴジン氏は、人気者になったらしい。
そうなるとプーチン容疑者としては、ますます面白くないし、自分の立場を脆くする可能性を考えて、決着を付けようとするかもしれない。

あちら側の内乱については、そういうことが起こっても、さもありなんと思うけれど、ベラルーシのルカシェンコ大統領が、どのくらい関わっているのかが気になっている。
この人の政治については、ベラルーシから欧州の西側へと移民して来ていた友人から聞いたことがあった。
チェルノブイリの事故の後から、まだ安全確認ができていないのに、住民たちは、無理に農場へ戻されたとか、親戚に病人がいるが、お見舞いに帰ったら、二度と国外には戻れないなど。
こちらもしたい放題だと思って来た。
こういう人たちが手を組んでいると思うと、やはりぞっとする。
プーチン容疑者が弱まってきたタイミングで、核兵器に手を付けるようなことにならなければいいなと、また不安に思う。

 

Niki DinovによるPixabayからの画像

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