一人分の食事を作るのには、いろいろと材料を集めるのに困ることが多い。
例えば、調味料にしても多すぎて使いきれないこともある。
無駄にしないためには、半製品の調味料を使わないとか、冷凍の材料を利用して、次回も使えるようにしておくなどの計画が必要になる。
以前、友人が一週間の食事のメニューを決めていて、スケジュール通りにしていると聞いたことを思い出した。
例えば、毎週月曜日はハンバーグ、火曜日はカレー、水曜日は魚、などと決めていれば、献立に悩むこともなく、材料も計画的に購入できる。
残念ながら、食いしん坊の私には、これは向かない。
突然何かを食べたくなるような人は、情緒不安定なのだと聞いたことがあるけれど、もしかすると、それも手伝っているかもしれないと思う。
ただ、ある程度、ひな形を決めておくと楽なことは確かだ。
朝の食事は、葉菜とトマト、ベーコンエッグ、トーストが基本だ。
葉菜は、レタスかキャベツのことが多い。
ベーコンは、生ハムやソーセージに変わることもある。
トーストも、クロワッサンや、クルミやイチジクのパンに変更することもある。
たまに、オムレツが食べたくなって作ることもあれば、トマトもドイツ人のように焼いてみたりもする。
ランチは、以前だとよく麺類にしていたけれど、最近は発芽玄米を炊いて冷凍してあるので、おにぎりと干物の魚とかお浸しとお味噌汁、或いは職場近くで外食をすることもある。
夕食は、お肉か魚かチキンと茹で野菜、スープかお味噌汁、ご飯やパンは食べないことも多い。
そもそも玄米とは完全食なので、それだけを食べていても生きられるのだ。
でも、食いしん坊なのでそういう訳には行かない。
おいしいものを食べると、それだけで幸せを感じられる。
そして、それを食べる相手も、とても大切だ。
おいしそうに食べる人がいい。
ところが、それも独善的だと困るので、バランスの取れる人がいいと思う。
このバランスというのが難しいもので……。
なんて、うるさい(笑)
けれど、食事は楽しい方がいい。
以前は、友人を招いて料理をすることが楽しかった。
いろいろは国の人が集まると、料理の国籍もいろいろになる。
誰かが言っていた。
女性がトップに立てば、料理のレシピを交換するけれど、男性がトップに立つと戦争になる、と。
たまに「鉄の女性」もあるので、必ずしもそう言えないかもしれないけれど、どちらかと言えばやはり女性の方がバランスが取れる気がする。
こう書くと、逆のジェンダーハラスメントになる?笑
いろいろな国の人が混じると、お互いの常識や宗教や哲学を気遣い、傷つけないように努力をするのは当たり前だ。
食べ物や食べ方も集まる人の中でバランスを考えながら料理を作る。
言語にしても、それしかできない人がいるなら、できるだけそちらに合わせるようになる。
こういうことが完璧に出来たなら、戦争は起こらないかもしれない。
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