仲間

仕事のこと
Aiによる画像をアレンジしたもの

近頃、眠れない夜にはアニメを観ることが増えた。
若い友人たちに教えてもらったラブコメや異世界もの。
気がつくと、近頃は若い友人がたくさんになって来た。
新しいことは、若い人の方がよく知っている。
学問の現役に近いのだから当然で、だんだん古くなって来た人間は、彼女たちから学んで知識をアップデートしていくのが良いと思っている。

アニメを観ていると、想像力を掻き立てられて、どんどん物語が浮かんでくる。
本当は、この次の展開として、絵本を描こうと思っているのだけれど、決まり事があるわけでもないのだから、何かにこだわる必要もないのかもしれない。
思いが膨らんだものを形にすることは、とっても楽しいことだ。

1年半ほど前、N FTのデジタル画を描き始めてから、3Dを学び、アニメーションを練習して、次は、ゲームかな? と相談している今の3人の仲間とは、毎日チャットでやり取りを続けている。
顔を知らない同士から、一緒に学び、展示会にも出展した。
年代も性別もバラバラ。
実は、得意分野も少し違っているので、それぞれが自分の力を発揮できれば、きっと面白いことができると思う。
一緒にビジネスを開拓しようとは相談しているものの、なかなか利益には結びつかない。
こういう仲間のできることって、きっとレアなのだと思う。
中身が子供の三人が、偶然出会った、というところだろうか。
でも、それぞれに仕事もし、糧を得てはいる。
本業のおかげでなかなか時間が足りなくて前に進めない。
けれど、仕事が一つでは不安な世の中で、3つくらいは必要と言われているのだから、他に生き甲斐に思える仕事を考えたいのと同時に、人に喜ばれることがしたいと考えている。

そんなこんなで、国内の暖かい島まで旅に出ることになった。
1年以上も毎日話をしていると、食べ物の好みやアレルギー、苦手なことも会話の中で知ることになる。
こうなると、もう高校生のノリだ。
それをお互いに記憶しているので、旅の計画の途中で、それはボツじゃないかの意見も出てくる。
そういうことが、「記憶は愛情」と言われる所以ではないかと思っている。
お互いに関心がなければ、こんなパーソナルな内容を記憶することはできない。
みんな独り身なので、この先、個人的なパートナーができれば、きっと形は変わっていくだろうけれど、過ごした時間のことはずっと記憶に留めていたいと思う。

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