平和って?

ウクライナ侵略戦争

日本は、本当に長い間平和だった。
この先は、わからないけれど、平和だったことは事実だ。
なので、平和ボケという表現がよく使われる。
この先は、今までのようには行かないと言う人が多いし、そうかもしれないと思う。

ウクライナへの侵略戦争に注視していたら、ガザの問題が大きくなった。
正直に言って驚いた。
中には、マスコミの話を鵜呑みにしない方が良いと言う人がいる。
それも、そうだと思っている。
ただ、映像は捏造でない限り本物だろうと思われる。
今回の攻撃について、やはり民間人を標的にしていることは、どの国だからと言って許されるものではないと思う。
それにライフラインを経ってしまうイスラエルのやり方は、酷すぎる。
ありえないことだと思う。

仕事の合間に、一緒に世界の話をする人たちがいて、何となくの話題で過ごしていた。
私には、パレスチナとハマスを一緒にしているところがあった。
でも、実際には、ハマスはテロ集団であり、パレスチナの人々の意思を代弁しているものではないということがよく分かった。
このことは映画にもなっていて、じっくり観てみた。
世の中は少しずつ動いていく。
ハマスはパレスチナの中で、市民に圧力をかけるほどの力を持った過激派で、決して市民の代表と言う訳ではない。
アラファト議長の頃にイスラエルと合意した約束は、双方の中の過激な組織によって破壊されていたのが残念だ。

聞きたくないこと、特に戦争とか揉め事の話は避けてしまいがちだし、自分の人生の時計の動きの中で、そういうことを全て封印しなければ生きられなかったり忘れたくなったりすることもある。
なので、そこのところには触れずに生きていたと思う。

日本は同盟があるので、今の立場からすると、何か起こったら米国に与する方向に動くと思う。
例えば、極端な話だけれど、変わった議員さんがロシアの味方をすべきだと言っても、日本が生き残れない道を選ぶことはできない。

先日、聞き違いでなければ、イタリア人の友人が、ハマスがロシアから資金提供を受けたとTVで言っていたのを観たよと教えてくれた。
イタリア自体、中国の一帯一路に参加したり抜けると言ったりで揺れ動いている国だ。
それも、元々、状況の良くなかったところへ、ボートで漂着する不法移民が大量にやって来て、それを受け入れ続けた結果、経済的に厳しくなりEUの隅っこに追いやられたかのような状況だ。

友人によると、欧州では、今後イタリアに漂着した移民を各国に分散して支援をして行くという決定が出たものの、そういうのはプロパガンダかもしれないと言っている。

有事の下で、情報は常に錯綜しているし、どれが本当かはわからない。
一般的にはイランがハマスに協力しているということになっているけれど、証拠はつかめていない感じだ。
でも、このウクライナ侵略戦争で、ものすごく困惑しているロシアにとって、中国、北朝鮮と同じ専制独裁主義国家でありBRICSの仲間でもあるイランがロシアと話し合って、この時期に、ハマスのイスラエル攻撃を仕掛けたとしても不思議じゃない気がする。
何故なら、イスラエルに何かあれば米国が動くのは当然だし、それを読むのは軍事戦略の素人でもできることだと思う。

日本はどうするの?
イスラエルは、米国大統領が釘を刺したにしても、ヒスボラでも戦闘が続いているし、この戦いがエスカレートすれば、ガザ地区市民の命も含めて破壊し尽くすかもしれない。

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