そろそろ…。

ウクライナ侵略戦争
UnsplashのGR Stocksが撮影した写真

おそらくプーチンという人物は臆病だと思う。
影武者は作るし、コロナの時にも親しい間柄でも人を寄せ付けなかったことや、今もほとんど外には出ないということは有名な話で、それを物語っていると思う。
もしも核兵器を使用したら、自分の命も一瞬で消されてしまうだろうことは想像しているだろうと思う。
なので、まず使用することはないだろうし、NATO加盟国にも手を出さないと思う。

今、バルト3国には、イギリス、カナダ、ドイツから、それぞれ1000人以上の兵士が常駐しているし、ポーランドには米兵がいるらしい。
つまり、周辺をがっちりと固められているのだけれど、そこへスウエーデンが加盟することで、ロシアがカリーニングラードへ向かうためのスヴァウキ回廊と呼ばれる道にかんする防御がより強固になるらしい。

今のうちにたくさんの武器兵器をウクライナに供与して、占領されている土地を奪還するべきだという意見がある。

今の戦況だと、ウクライナ側の反撃が遅いというように報道されているけれど、でも、よく考えてみれば、あの軍事国・ロシア相手にしているのだ。
当初数週間で決着が付くと言われていたものが、既に1年と6か月もの間、戦い続けている。
もちろんNATO 加盟国とその周辺の援助があったにしても、やはりウクライナ軍の指揮の高さがなければ、こんなに長く戦い続けることはできなかっただろうと思う。

ネット情報によると、ロシアの軍幹部の方からも、既に目的は果たしているのだから(自分たちが確保したかった土地を奪っているという意味らしい)、この辺りで九千・或いは停戦にして、この先は交渉で進めていくべきだという意見が出ているらしい。
ロシアの方も、かなり疲弊しているのだろう。
だからと言って、今の状況でウクライナの人々は納得できないし、NATO軍の国々や日本にしても、これで決着をつけてしまうと、ロシアに勝たせることになってしまう。
こういう前例を作ることで、この先の国の安全が守られるとは思えない。
そこを考えると、やはり、日本の立場からも奪われた土地は奪還するべきだと思う。

米国は、武器産業があるので戦争で利益を得ているという説がある。
まだ、そんなことを言っているのかと思う。
既に供与しすぎて、国内からは、逆に、そろそろ出しすぎじゃないとの声も聞かれ始めているのだ。
武器産業の話をここで持ち出すのは、本当にナンセンスなことで、そんなことを言えば、武器を作っている国は、売ればみな利益が出るだろうと思う。
けれど、それは、他の品物も同じことで、半導体であろうと食料であろうと売れば利益が出る。
国は、それなりの戦力をもって守らなければならないというのは、もう、はっきりわかったことだと思うのに、まだ、そういうことを言うんだなぁとがっかりしてしまう。
むしろ、金額は正確にわからないけれど、今、ドイツやポーランドも、かなりのお金を使っていると思う。
近いので、安心して眠れないということもあるかもしれない。
日本も隣国だけれど、一番金額は小さいはず。
そこは、不得意分野なので、仕方のない面はあるかもしれない。
でも、米国と防衛用の軍備を共同開発することにしたらしい。
何とか、飛んでくるものを、事前に打ち落とせるくらいであってほしいと思う。

ところで、プーチンは臆病なので、絶対にNATO加盟国には手を出さないだろうと言われている。
ロシアの戦い方は、
1に地雷がたくさんあって、
2にミサイルや攻撃してくる部隊があって、
その奥の3まで行くと”おまけ”なのだそうだ。
リタイアしたイギリスの軍事専門家の人も、以前にもロシアは同じ手を使っているけれど、の国境辺りにたくさん難民を集めておいて、その中にスパイも交えて難民として国を跨いだら、かく乱させるというようなことも考えるそうだ。
バルト3国辺りで、そういうことをするらしい。
それにおそらく、ベラルーシのワグネルが動いて見せたりするのも、ポーランドを威嚇して混乱させたいのではないかと言われている。

できれば、もっとミサイルや空から防衛とか攻撃のできる兵器をたくさん供与して、冬までに戦争を終わらせてあげられるといいのにと思う。
政治的なこともあって難しいのだろうと思うけれど、犠牲者は確実に増えていくので、それが心配だ。

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