ミスコミュニケーション?

世界のこと
UnsplashのHeather Mountが撮影した写真

昨日、言霊のことを書いたら、外国人の友人から、それはなにかと尋ねられた。
なるほど、Google 翻訳では、きっと理解するのは難しいだろうと思う。
日本語は特殊なので、しかたのないところだけれど、それでも英和・和英の訳はかなり良くなって来ている。
でも、日本語から、その他の言語へと訳すのは難しい。
まず、できるだけシンプルな文章を英語で書いて、それを他の言語に訳すとかなり精度は上がる。

日本は、昨日から3連休のところが多い。
こういう時には、出来るだけ外には出て行かないことにしている。
何しろ我が家の近くの交差点は、日本一混雑する交差点なのだそうだ。
それを改善するために、もうすぐ高架工事が始まる。
その間、どのような恐ろしい状況になるのかと想像するとぞっとする。
説明会が何度も繰り返されているようだけれど、決定したものは、抗いようもない。
工事の後にも、混雑は改善されないかも知れないという意見も聞いたけれど、もしかすると結果を見ないと分からないこともあると思っている。

何かをする時に、一通り、良い場合と悪い場合の結果を考えてから動くのは当然のことだろう。
なので、こうなったらいいなと思う時には、どこかでそうならないかも知れないという考えが働くし、こうはならないかも知れないと思う時でも、案外、大丈夫かもしれないとも考える。
人はポジティブばかりにも動けないし、ネガティブだとなお動けないと思う。
生きるとは、そうしたことで、常にいくつもの選択肢があるのだと思っている。

外国に12年半も暮らすと、ほとんどそこの人になっている。
女性の権利の確立されている国から日本に戻るということは、民主主義から独裁政権の国に引っ越すようなものだということを以前にも書いた。
今、香港がそのような状況にあって、そこで暮らしてきた人々にとって、元々同じ国という理屈が働かないのは、とてもよくわかる。
英国統治時代に訪れた香港は、拓かれた街だった。
そして、次には台湾が同じような境遇に陥るかもしれない状況だ。
某国はスパイ法に変更を加えたし、こんな無名のブログにさえ目を光らせているのかもしれない。
今の状況では、某国に出かけることはないけれど、理由を告げずに人を逮捕する国であることは、以前から聞いている。

CIAの長官が、プリゴジン氏を見かけることはないだろうと言った言葉の意味が、おそらく生きていないかも知れないという意味だとわかってぞっとした。
以前から、プーチン容疑者は、暗殺も繰り返しているので、今に始まったことではないにしても、少し前まで目立つ存在だった人が人の手によって消えて行くというのは、例え敵視していたとしても気持ち良いとは言い難い。
もちろん、これまでして来たことを考えれば、報いだろうとは思う。
でも今、某国がしていることをプーチン容疑者は理解しているのだろうか?
この先、ロシアの生きる道は、中国の属国になることだろうと言われている。

人と分かり合うことは難しいと思う。
私のような単純な者でもなかなか理解してもらえないのである。
その単位が、国とか民族とかの単位になって来ると、もっと理解できないのは当然だ。
ものすごく当たり前のことだけれど、みんな違うというところから始めなければお互いを理解することはできないものだと思う。
そして、分かり合えなくて当然と諦めるのではなく、いかにして理解し合えるかを考えれば、個性的な人たちにとっても、少しは、住みやすい世の中になるかもしれない。

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