プーチンの敗北

ウクライナ侵略戦争
UnsplashのIan Betleyが撮影した写真

今日のニュースは、バイデン大統領の言葉を引用して、プーチン容疑者の敗北についての報道が多かった。
「どこかの時点で、プーチンが侵攻を諦めて交渉で解決できることを望んでいる」、とその言葉は続いた。
確かにその通りだと思う。

既に、SNSなどの情報では、ロシア軍の兵器やツールが非常に古い時代のものであるということが書かれている。
更に、露軍内部で非常に混乱していて、通信設備なども不十分なため、誤爆して味方を攻撃しているという情報もある。
他にも、ロシア内部からの反乱軍がいくつか蜂起しているので、遠くない将来、内部から崩壊する可能性のあることも書かれている。
これらのニュースには、多少のバイアスがかかっているのも否めないけれど、実際に、ワグネルが反乱を起こしたのも事実だし、軍の幹部なども13人逮捕されたという報道もある。
戦時下なので、流れてくる情報がすべて事実かどうかはわからないけれど、ウクライナは、少しずつ領土を取り戻しているようだ。
争いをやめて、プーチン容疑者が、さっさと奪った領土と人を返せば、戦争は終わる。
そして、奪った命やけがをした人、破壊した物に対して、責任を取ってもらわなければならないと思う。
ここで、中途半端なことをすれば、必ず別のご近所が、軍事侵攻を考えるだろうと思う。

トルコの大統領がウクライナの捕虜を解放したことがニュースになっていたけれど、EU加盟は、ずいぶん昔からのトルコの願いだったので、この際、政治的に利用しようという考えもあっただろう。
でも、それもありなのかもしれない。
NATOの会議では、残念ながらウクライナの加盟はできなかったけれど、長期支援を約束したということは、加盟しないまでも明らかにバックにつくよ、と宣言しているので、良かったと思う。
やはり第三次世界大戦が起こってはいけないと、西側の国がみんな不安に思っていることだから。
他の国は、出さないことにしたけれど、米国がクラスター爆弾を供与するということで、バランスが取れるのかもしれない。
プーチン容疑者側から見て、急激に追い詰められたと感じられると厄介だという、本当にややこしい状況なのだと思う。
武器なんて、誰も持たずに済めばそれが一番良いのだけれど、なければ攻めて来る輩があるのでは仕方がない。

近頃、国内でも、強盗や悪質な詐欺が増えて、いろいろ物騒に思う。
家でも防犯のことは考えてカメラは付けているけれど、実際に強盗が玄関にでも来たら、戦う術がない。
なので先日、小型の催涙スプレー(ペッパースプレー)を購入した。
ところが風向きとか距離によっては、これも諸刃の剣となるのだそう。
確かに慣れていなければ、上手に敵に向かって噴射するのは難しいだろう。
スタンガンも売られている。
これは自宅の敷地内で使う限りは合法なのだそう。
それなら、やはりこちらの方が安心かもしれないと思う。
自分の家は自分で守らなければ誰も守ってくれない。
日本の街中なら、おそらく10分くらいで警察が駆けつけてくれるだろう。
だから、ガンまでは必要ないかもしれないけれど、何もないのは不安に思う。

武器は積極的に攻撃をしなくても守るためには必要だと思うようになった。
まさか、突然ロシアが攻めて来るなんて、ウクライナの人は、その当日まで考えていなかったことだろう。
ロシアは日本にとっても隣国だ。
武器産業で利益を上げている国があるから戦争が起こると書いている人もいるけれど、正直、そうは思わない。
戦争は人類の歴史が始まってからずっと絶えたことがないのだ。
人間の心の中に欲望があるから起こるのだと思う。
じゃあ、どうすれば、そういう欲望が起こらないか?
その答えは、とても難しいことだと思う。
だけど、目の前に戦争を起こした人間がいたら、法的に裁くのがやはり正しいことで、歴史がどうのこうのというのは、庇う理由にはならない。
プーチン容疑者には、よく考えて敗北を宣言して欲しい。
そして、立場を離れたところで、プーチン容疑者を逮捕して欲しいと思う。

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