毎日、体温に近いほどの気温の高い日が続き、本当に暑くて大変だ。
ここ数日、熱射病に注意のアラートも出て、日中は外出を控えるようにとのメッセージが届いている。
この暑い中、集中する作業のあるのはよいこと、という人があったが、確かにその通りかもしれないと思う。
ただ、間に合うのか? という微妙な状態に入って来た。
何しろ手が遅い。
デジタルなのだから、さっさと仕上げればよいのに、と思っても、気に入らないものは作りたくない。
色もそうだけれど、どこまで丁寧に仕上げるかということでも、ある程度折り合いをつけなければいけない。
そこまで必要なければ、無駄な労力を使っていることが多い。
例えば、5㎝角の缶バッチを作るのに、そこまで細かい作業をしても誰にも肉眼では見ることができないのだ。
今回は、京都に住む仲間のブースに、私も間借り状態で参加することになった。
彼女は、もう1年以上もMONMON(モンモン)というキャラを、毎日1体制作し、NFT化している。
他にもキャラを作っているのだけれど、このモンモンは、時々雑誌にも掲載されるなど、認知度が上がりつつある。
Petit Soleil メンバーキャラの紹介ビデオ
この3Dのキャラは、沖縄の友人がニャンコ、私がエンジェルキャラをそれぞれデザインし、オブジェクトにして、更にアバター化して動かせるようにしたものだ。
この技術も、それなりに時間をかけて学んできた。
NFTとは、デジタル暗号資産で、株券のようななものだ。
ブロックチェーン上にすべての取引が記入されることになっている。
NFTとは?
NFTを作るのには、絵画や写真、音楽や映像、もちろん小説などでもデジタル化できるものなら登録してブロックシェーン上に記録し販売することができる。
今は、日本円で取引できるサイトもあって、HEXAやLINE上にあるので、より使いやすくなって来た。
7月の最終の土曜と日曜日(29・30)、北千住駅前のマルイにあるシアター1010(せんじゅう)で、デジタルアートを作る人たちの展示会が催される。
『【未来芸術展】2023』
ブロックチェーン技術を活用する作家の展示会
何と、29日は隅田川花火大会も催されるらしい。
この辺りは、三味線の舞台も度々催された土地なので、少し知っているけれど、なかなかディープな街だと思う。
最初に思い浮かぶのは、永井荷風の小説、そして端唄の残る街というところだろうか?
この端唄の歌詞が、とてもシニカルで、フランス文学に似ていると時折思う。
このお話は、また別の機会に書こう。
このイベントが、酷暑の中を、わざわざ遠方からお出かけ頂くのに見合うかどうかはわからない。
暑さがひどいので、体力のない方には持久戦のようになるかもしれないと心配に思っている。
販売する作品は、その内、ネット上でも公開していこうと思うけれど、ついでがおありの節には、お立ち寄り頂けると、とても嬉しい。
よろしくおねがいします =^_^=