歴史とか理由がどうあれ、ウクライナに侵攻したのはロシアだ。
その説明についても、ウクライナがネオナチ国家で、国民を苦しめているとか、訳のわからない動機を吹聴している。
中には、NATOが東側には進出しないと言っていたのに進出したせいだ、と言う人がいるけど、それは戦争して殺人を繰り返す動機になるのかと、疑問に思ってしまう。
なので、誰の味方と言う必要があるなら、100%ウクライナの味方につきたい。
ここは、はっきりしている。
先日、youtubeで動画を観ていると、ハマスとイスラエルの件で、「どちらか一方の見方につくという考え方をする人がいる」ということを話す人がいた。
全く同じことを疑問に思っていたので、思わず頷いてしまった。
ハマスのテロ行為も悪いし、そこへ武器を供給したり資金を提供した国があるとしたらそれも悪い。
そしてハマスと一緒にパレスティナの一般市民を攻撃して報復をしているイスラエルも悪い。
全部悪いのだ。
被害者は、双方の一般市民で、しかも子供たちには何の責任もない。
イスラエルの議会でハマスの攻撃した映像を流し、その後、議員たちの泣き崩れる場面がニュースで流れていた。
悲しいことだろうと理解ができる。
でも、一方で報復の気持ちを煽るために誰かが意図的に、ここで観せているのではないかという気もする。
そう考えると、非常に気分が悪くなる。
悲しいことだけれど、被害者とそのご家族には手厚く補償をし、精神面でもサポートをするなどして、報復を繰り返すことを止めない限り、戦いは終わらない。
そうして、また犠牲者が増えることで、今回、イスラエルがハマスを壊滅したとしても、同じような組織が出てくると思う。
戦争はなくならないと、口で言ってしまって諦めるのは簡単だけど、諦めてはいけないんだと思う、
日本は、ちょうど、どちらよりでもないはずなので、増税めがね、などと揶揄われている場合じゃなくて、本当にしっかりした意見を言ってもらえないものかと思う。