考えすぎないこと

仕事のこと
UnsplashのSamantha Gadesが撮影した写真

仕事と言えば、大昔に厨房機器メーカーの仕入れを担当していたことがあって、母のブティックでも仕入れを手伝ったことがあった。
仕入れをする人は売るのが下手で、営業の人は仕入れが下手、という話を経済学の週1社内教育で学んだことを思い出す。
つまり、両方できる人はスーパーな人なのだ。
確かに、私には営業はできない。
今の仕事は、結局、自然に感じることを自然にしていたら、それが認められる仕事になって会社を作ってしまった、という感じ。
なので、経営者としての目線は低いと思う。
何よりも、みんなが助けてくれるので成り立っている仕事だ。
お互いの思いが通じれば、感謝の気持ちが自然に生まれるし、そうでない場合には、そっけなく対処で終わってしまう。
サービス業とはそういうものだと思う。

さて、何よりも難しいのは、一緒に仕事をしてくれる人たちに自分の思いや仕事の仕方を伝えることだ。
これさえできれば、常に100点なのだけれど、これがなんとも難しい。
よく聞くこととして、社長さんとは、説明の上手な人たちという特徴があるそうなのだけれど、これが、こちらの思い込みだけではうまくいかない。
まず、相手を知ることが大事なのだと思う。
それは顧客に対する時も同じことなので、上下ではなく並列に考えるべきだと思っている。
結局は人のつながりなのだから、信頼の置ける人には、そのようにお付き合いができるし、そうでない場合には、考えながら、それなりのお付き合いになってしまう。

ただ、性善説ではないけれど、まずは、相手を信じて助ける気持ちで仕事を始めるのが大切だろうと思う。
いろいろあるけれど、ルールを大きく崩さなければ失敗もないようなシステムができているので、おおらかな方が受け入れられやすい。
問題が続くと、どうしても神経質になりがちだけれど、考えすぎないことも大切かと思い始めた。

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